今日は毛付革のコバ塗り作業をしています。毛付革を通称「ハラコ」と呼ばれていますがこれは間違いです。本来「ハラコ」とはおなかの中にいる赤ちゃん牛を言います。産毛があり肌触りが良く非常に高級な革で、現在はあまり出回っていない希少革です。長さが足りないのでベルトとしてはほぼ使用されません。
毛付革は毛があるために裁断からコバ処理まで全ての工程で手間がかかり通常の倍の時間を要してしまうのです。
通常10本~15本をまとめてコバ塗りを行いますが、写真の様に1本1本手でコバ塗りを行います。ですが手間がかかる商品ほど評価が高く、お客様の需要があるのも世の常です。。
この子たちが11月には店頭に並び、洋服を華やかにすることでしょう!

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